インセプション

アチコチ41号

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ホント映画日記のようになっていますが

最近は暑すぎて考えをまとめるのも

メンドイ感じになっているので

涼しい映画館へ逃げ込む事ばかりです

いやー映画館は涼しいっ。

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「インセプション」は

リトマス試験紙のような作品だと思う

マトリックスや攻殻機動隊などの

電脳世界のような

インナースペースを

自分の何処かに理解していないと

まったくもって

理解に苦しむような気がする

自分は攻殻機動隊の映画が初映当時は

何が何だか解らなかったので

作品の面白さがまったくもって

解らなかったのだけれど

マトリックスシリーズを

観る事で理解出来たように思う

でも、マトリックスは

電脳世界なので今現在では

解りやすいような気さえするのは

この「インセプション」は

深層心理の夢の世界を描いていて

それが現代世界と何ら変わらない作りが

混乱する事もあるかもしれないし

主題のアイデアを植え付けるまでの

構造も考えなければ解らないような

複雑さがあるように思える。でも

それを説明的でなく"絵"で

見せるのは素晴らしい

今までのSF作品はどうしても

メカっぽかったりするのに

この作品はとても渋い感じで

でもとてもダイナミックな作品で

ああっ、まだ日本ではこういう

作品を作るのは無理かもなぁとも思う

とてもお金をかけていて

作り込みが半端なく高貴にさえ

感じられる所やまず

脚本の構造の面白さが

１番に来ている所など

（まどろっこしい所まで）

キューブリック監督的な匂いがして

いい意味でも悪い意味でも

巨匠の感じがする作品だと思います

好き嫌いが解れるが自分は大好きだ

渡辺謙も素晴らしく安定した演技で

ハリウッド俳優なのだなぁ

カッコイイぞ日本人って。

ラストも上手い！と思ってしまった…