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2014/12/17

【定期日記】年間映画ベスト





毎週ほぼ水曜日にあげている日記です。

今週は自分の観た劇場映画ベストです
ので、ちょっと長いです

10年以上は毎年に日記の形態を色々と
変えつつも一貫して書き続けている
映画のベスト10なんですが
今年は鑑賞回数が49本と少ないので
観漏れた作品も多くて
ベストなんて微妙なのですが
例年付けているので…

今年は以下の通りです。
順位は特にないです。
とても偏ったベストなんで
好き嫌いが別れるかも知れないんですが
心にグッときたりモヤっと
心に残った作品ばかりだと思います。
今年の洋画や韓国映画は今までもあったけれど
あざとく感じていた
70年代から80年代の映画や世相の再構築、
引用をうまさや面白さを感じた作品が
多くあった年であったように個人的に思います。
現代は新しく1から作るのは難しい時代なって
何かに影響や引用される作品ばかりではあるのですが
今年ぐらいダイレクトに感じ、
それらを受け入れて
面白さを感じた事はなかったです。
邦画も好きなので観てますが
邦画に関しては例年になく大作よりも
"個"と向き合った小さい作品が心に残った。
毎年邦画の方が好きで
ベストに多く入るのですが
今年は洋画と韓国映画が
面白い年だったように思えます。
去年のベスト1だった「高地戦」といい
韓国映画は年々傑作が多く
今年の「新しき世界」の韓国俳優の
役作りの徹底さは素晴らしいと思うばかりです。

来年はスターウォーズやタミネーター、マッドマックス、
進撃の巨人、細田守の新作などパッと思い出すだけで
ビッグバシェッドな作品も多くて凄い年になりそうです。
ただ個人的に主だって使っていた映画館が閉館するので
何処をメイン劇場で観て行こうかが
心配な来年になりそうです…
が映画鑑賞は楽しいので続けて行きたいです。

まずは今年観た映画を観た順番に書いて行きます
前の年に上映されて年明けに観たものもあります。
以下のとおりです
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1/もらとりあむタマ子
2/永遠の0
3/ウィ・アンド・アイ
4/ヌイグルマーZ
5/新しき世界
6/アメリカンハッスル
7/ウルフオブウォールストリート
8/スノーピアサー
9/土竜の唄
10/キックアスジャスティスフォーエバー
11/マチェーテ・キルズ
12/ペコロスの母に会いに行く
13/銀の匙
14/ロボコップ
15/白ゆき姫殺人事件
16/LEGO(R) ムービー
17/キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
18/WOOD JOB!~神去なあなあ日常~
19/アクト・オブ・キリング
20/野のなななのか
21/青天の霹靂
22/私の男
23/ホドロフスキーのDUNE
24/300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~
25/攻殻機動隊arise border:3
26/渇き。
27/her 世界でひとつの彼女
28/オール・ユー・ニード・イズ・キル
29/思い出のマーニー
30/GODZILLA
31/るろうに剣心 京都大火編
32/トランスフォーマー/ロストエイジ
33/ホットロード
34/リトル・フォレスト 夏・秋編
35/TOKYO TRIBE
36/ライヴ
37/ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
38/ジャージーボーイズ
39/猿の惑星: 新世紀
40/FRANK
41/レッドファミリー
42/ニンフォマニアック Vol.1
43/まほろ駅前狂騒曲
44/ニンフォマニアック Vol.2
45/紙の月
46/インターステラー
47/寄生獣
48/フューリー
49/ゴーンガール
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で自分のベスト10の作品概要です。
上映中やビデオレンタルされた
作品もありますのでガイドにお正月に暇な時に
観る基準に使って頂けると光栄です。

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インターステラー
長い間待っていた
2001年宇宙の旅の正統的なアップロード版だと思う、
現代でないと出来ない所と2001年~当時の
実機特撮が融合した作品。
HALやモノリス、スターゲートに相対性理論などの
新解釈など現代に抜け落ちたSF感が素晴らしい。
何度も観たくなる作品。
スターログを子供の頃に定期購読していた人向け、
SF映画好きのみに向けていて万人向けでない。
【上映中】
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リトル・フォレスト 夏・秋編
食に対する向き合い方を四季に合わせて描いていて、
その時々の季節や環境と料理が良く描いてある。
この手の作品にある紹介的な感じでなく
物語があるというのも良い。
四季の中で少女の橋本愛のこの時期でないと観れない
瑞々し表情はドキュメンタリーの要素まで持つ。
後編は来年2月14日からなのでそれも楽しみだ
【2015年1月28日レンタル】
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新しき世界
潜入捜査な擦り切れた題材をキャラクターを
70年代の傷だらけの天使のショーケン的な
人物を配置する事で人間の弱さや優しさ
残酷さまで兼ね備える作品になっています。
この親分に惚れます。
【レンタル中】
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her 世界でひとつの彼女
見た目はスタンダードに見えるがよく見ると考えられた
新しい未来の世界観を現代社会に提示する
スパイクジョーンズは素晴らしい。
声のスカーレットヨハンソンのセクシーさとAIの残酷さ
主人公のモサッとした感じも良い。
話でだけ聞くとツマラナさそうな話でも
映像でここまで感動的なラブストーリーなのは素晴らしい。
【レンタル中】
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キャプテン・アメリカ
ウィンター・ソルジャー
ウォーターゲート事件が下地になっていて、
事件の内容把握して観ると一見ヒーローモノなのに
因縁深い作品になっている。
普通に観ても面白い作品だけれど
実在の事件と裏表な作品となっていて、
二重の楽しみを感じられる作品。
【レンタル中】
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スノーピアサー
ポンジュノのハリウッドデビュー作
韓国映画な細かな話と
何処かフランス漫画を思わせる
不思議な絵作りな不思議な作品。
ダイナミックでハラハラさせるけれども
ラストに妙な違和感で終わる。
絵もいちいちかっこいい
【レンタル中】
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ペコロスの母に会いに行く
認知症の母と息子の話で内容の概要だけ聞くと
重たい話に思えるんだけど
全編ユーモアで愛情を感じさせる作りになっている。
ラストの展開は認知症という病を
ドラマ的な作りにして心にグッときます。
赤木春恵のお婆ちゃんは何処までも可愛い。
劇中に当時する主人公の
岩松了の音楽活動がリアルだった。
[2013年の作品ですが今年に見ました]
【レンタル中】
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
80年代ノスタルジィに溢れたSF作品。
音楽は80年代洋画ポップスで映像は
最新CGなんだけど何処か
スターウォーズ後に作られた
闇に葬られたB級SF作品の影を感じられる。
ハリウッド特撮映画が
成熟して作られたのがよく分かる作品。
一見取っ付きズラいアライグマや
木の宇宙人も可愛らしく見えてくる。
ただ、SF映画が好きで
昔から見てないと成熟を含めた
面白さが分からないかも知れない。
リトマス試験紙的な作品
【2015年1月21日レンタル】
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レッドファミリー
何処か藤子F不二雄の作品にある
疑似家族的な不思議な味わいのある作品だ。
北朝鮮の現実を残酷にユーモラスな作品は
微妙な内容でで自分の観てきた映画ではなかった。
これ以上やると国際問題になりそうだし、
上手い線でまとまっている。
日本ではこんな作品をやると色々な
問題が出てくるので韓国映画ならではな作りである。
【一部上映中】
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ゴーンガール
話の強さや、それぞれの配役の素晴らしさを感じる作品だ。
色々な面白いデビッドフランチャー作品の中でも
ギミック無しで話の構造の緻密さでベストな作品だと思う。
話が二転三転して着地がギリギリまでグラグラして
最後には心にモヤっと残る映画として完成されている。
【上映中】

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次点:白ゆき姫殺人事件
よく出来ていた。
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ワースト1は

マチェーテ・キルズ
バイオレンスを期待すると
SFだったりコメディだったり…
それが悲しいぐらい滑ってます。
予告編を映画のラストに持ってくる展開も
糞でカタルシスもヘッタクレもない
パッと思い出しても面白かった所がない。
殺人兵器のギミックもありきたりだし…
マチェーテは結構面白かったけど
続編は作らなければ良かったのに。
この映画が面白いと言う人の気がしれない。
もっと面白い作品はある。
【レンタル中】
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ベストに選んだ作品はどれも好きなのですが
ベスト1は…うーん
「新しき世界」かな。
いや…どれもいいです…

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