「アウトレイジ」を観る

アチコチ30号

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「アウトレイジ」を観る

北野武監督の映画といえば

好きな作品もいっぱいあるけれど

近作は自分は好きでない

コメディ映画ばかりでまるっきり

笑えなかった。

「座頭市」も少し苦手だったので

「brother」ぶりの現代劇

ヤクザ映画、とても期待でした！

月曜ド朝雨なので空いていると

思ったけれど結構混んでいてビックリ

しかもかなり年配の人ばかりであった

話はヤクザの内部抗争の話

役者が気合いが入りまくり

Vシネのような石井隆監督の

「GONIN」のような

感じでもあった、が

やはり自分の好きな

北野武監督の

ブルーな色調の絵と

痛い演出は健在だった

久しぶりに観た残酷シーンは

グラインドハウス映画に似た

雰囲気さえ持っている

そこにプラス"絵"として完成されいる

北野武監督の作品は後で思い出すと

印象的なシーンが多いけれど

今作も印象的なシーンも多かった

予告でもあったので書くが

顔に黒い袋を被さられて

放置されるシーンは周りの

ロケーションも含めて悪夢だけれど

印象に残る美しいシーンだったと思う

たしかに帰りに肩を切って歩くような

昔のヤクザ映画のようではないけれど

現代のヤクザ映画としてはよかったです

そういえば

椎名桔平は「GONIN」にも

出ていたけれど

今作も相変わらず

素晴らしかった

鈴木慶一の音楽も

クールでよかった

先週観た「告白」といい

面白い作品が多くて最近は嬉しい