息もできない

アチコチ35号

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休みだったので映画へ行く

色々行く映画を考えて

先月に上映して観漏れた

韓国映画「息もできない」が

横浜の映画館で

上映しているので映画館

ジャック＆ベティーへ行く

横浜の黄金町で何故か

ミニシアター系の作品が

やっている頑張っている映画館であるが

シネコン好きな自分はちょっと

２の足を踏んで

行っていなかったのですが

来月「キャタピラー」という作品が

上映する為の視察をかねて

出向いたのであった

「息もできない」は

暴力しか自己のバランスを

取るしかない主人公が

家庭内暴力を受けた

女子高生と出会う事で

少しずつ自己が変わる

暴力を核にした奇妙な

人間模様を描いた作品であった

韓国映画というと

エグいシーンがありそうだけれど

この作品は全編暴力が

描かれているけれど

結構ストイックで

暴力にカタルシスがない

そこが何処か北野映画を思わせる

物語の着地が何処に

行こうとしているかが

まったく読めなかったのですが

作品の隅々から

ラストまで説得力を持っていて

ホントいい映画だと思った

観漏れていたのでこのタイミングで

観れたのはラッキーだったなぁ

この地元横浜の映画館は

ラインナップを見ると面白い作品も

よくやっていていいので

今度から使おうと思う