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2015/07/29

【定期日記】平和とは?

毎週水曜日書いている日記です。

先週から今週にかけて今年ベスト級の
映画を2本観て心が震えています。
1本は去年観漏れた作品で
レンタルで観た「福福荘の福ちゃん」と
先週から公開された塚本晋也作品
「野火」です。

「福福荘の福ちゃん」は
性格は良いが女性には奥手な福ちゃんが
女性恐怖症の元になった女性と向き合い
福福荘での住人との人間模様を得て
再び想いを募らせていく
というホンワカした作品

「野火」は太平洋戦争末期の日本の劣勢が
固まりつつある中でのフィリピン戦線が舞台で
オブラートに包まずに残酷で狂気的な
人間の怖さを描いた作品でした。

この2本の作品は一見するとトーンも違い
全然違う感じなのですが、人間の可笑しさで
繋がっているような気がします
この2本の作品を観ると人間って
考え思い悩みまどろっこしい所もある反面、
簡単に狂気にも走り簡単に
意地悪をしたり人を殺めたりもします

現在の日常を描いた作品と戦争を描いた作品
でもどちらも同じ人間なのだなぁ‥と

自分は日記やTwitterなどでも政治的な
文章を書くのが嫌なのですが
この2本の作品を観ると今の状況なんて
簡単にひっくり返す事なんて出来るのだろうな‥と
思っちゃうぐらいな作品でした‥
僕は色々な変な人が多いけれど
「福福荘の福ちゃん」の住人でいたいな
「野火」の常に理性もない理不尽な
主人公の状況は苦しいです‥

本当、2本とも本当に
良い作品なのでオススメします!

しかし塚本晋也監督作品って
「鉄男」を作ると騒ぐけど他の作品が
スルーするのが気になる‥
塚本晋也作品は「鉄男」以外の方が
独創的で面白い作品も多いのに
なんか「鉄男」ばかり騒ぐのはダサいな‥
と、ちょっと思いました‥いけどね

「野火」で戦争トラウマ3代作品が決定しました!
後、戦争の怖さは高畑勲監督作品の「火垂るの墓」と
若松孝二監督作品「キャタピラー」で決まるだ‥
戦後70年で誰も語る事のない今観るべき作品だと思う
安部総理にも観て欲しいね


今週は映画の話のみを書いてみました。
ではまた!!!


8月29日(土曜)@落合soup/PUNSUHUH
9月14日(月曜)@WildSideTokyo/PUNSUCA
9月27日(日曜)@美華飯店/WUUUN
9月29日(火曜)@下北沢ERA/TSV(MUSQISでのVJ)

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